絵本の世界へ旅をしました♪ - 2011.02.11 Fri

先日、 「世界の絵本作家展」へ行ってきました。
このチケットの絵は
レオ・レオニ 「ニコラス どこにいってたの?」
この本、確か息子に買ってあげた記憶があります。
主人公のねずみの表情はもちろん、背景の木や葉などの質感がとても好きで、選んだ本でした。
その時は、そんなに喜んで読んだような記憶はなかったのですが、
息子が中学生の時、美術の課題で
「小さい子に読んであげたい絵本を作る」というのがありました。
そこで、息子が作ったのは「チーズはどこへ行った?」
このねずみくんそっくりの主人公がチーズを探し回るという内容でした。
あんまり関心がないみたいだったけど、子供心にしっかり残ってたんだな~と思うと、
小さい頃の本選びって大切だなと思いました。

そして、この ヘレン・オクセンバリーの「きょうはみんなで クマがりだ」の
挿絵を見ていたら、私が子供の頃に大好きだった 「メアリーポピンズ」を思い出しました。
なんとなく、線が似ているのかな?

「帰ってきたメアリーポピンズ」
P.L.トラヴァース 作
メアリー・シェパード さし絵
林 容吉 訳 岩波書店
東風の吹く日に,こうもり傘につかまって,空からバンクス家にやってきた,ちょっと風変わりな保母の物語.
彼女が語るお話は,子どもたちをふしぎな冒険の世界へと導きます.
ユーモアと笑いのかげに人生の深みをのぞかせているこの作品は,『ピーター・パン』や『クマのプーさん』とならぶ,空想物語の代表作です.
いつもツンとすまして、やさしい言葉をかけることもなく、滅多に笑顔も見せない 「メアリーポピンズ」
でも、みんなメアリーポピンズが大好きなんです。
バッグの中からいろんなものが次々と出てきたり、不思議な出来事がいっぱい…
特に私は、風邪をひいた時に出してくれた「自分の大好きな味がする咳止めドロップ」を飲んでみたくて
メアリーポピンズがいてくれたら、風邪も悪くないかも…って思ったりしました。
こっそりこうもり傘を持ち出して、塀の上から飛び降りたことも(笑)
雇われている身なのに、決して媚びない。
誰に対しても態度は変わらない。
自分流を通していつも自然体の彼女。
そんな彼女に魅かれたのかな。
そんな大人になりたいと思ってたな。
大人になった私は、その頃の気持をすっかり忘れてしまっていたけど、この「絵本作家展」で
思い出せてよかった。
実家にある「メアリーポピンズ」
私の側に置いておこう
今の私だったら、また違った見方ができるかも…
皆さんは、どんな本が心に残っていますか?
● COMMENT ●
ロマンハートさんへ
ロマンハートさん、こんばんわ!
そうですよね、昔の挿絵って、とても素敵なんです
描いている線が好き…
私、ロマンハートさんがブログで紹介してくださった絵本で「おかえし」を読みました。
なんだか、現代を風刺しているようでおもしろかったです。
また、ロマンハートさんおススメの「いたずらラッコのロッコ」 読んでみますね。
そうですよね、昔の挿絵って、とても素敵なんです

描いている線が好き…
私、ロマンハートさんがブログで紹介してくださった絵本で「おかえし」を読みました。
なんだか、現代を風刺しているようでおもしろかったです。
また、ロマンハートさんおススメの「いたずらラッコのロッコ」 読んでみますね。
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「きょうは みんなで くまがりだ」文庫で読んだことを思い出しました。昔の絵本や本の挿絵は素敵でしたよね。私は、小学生の時に読んだ「いたずらラッコのロッコ」?という本がとても好きでした。