慈しみながら工夫しながらの暮らし - 2012.07.05 Thu

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)/高田 郁
購読している新聞の”暮らし”のページに いつも楽しみにしている欄があります。
西村玲子さん(イラストレーター・エッセイスト)の 「大人のおしゃれ」
今日のそのテーマは、
「着ること生活することを、お料理のように、慈しみながら工夫しながら暮らして
いけたらいいね」
たとえば、新しく購入しないで 手持ちのお洋服に一工夫加える
そして、ベルトやネックレスなどで味付け
靴やバッグは、器のセッティング
「さ、おいしくできました ♪」てな感じ

…で、このコラムの中で、西村さんが夢中になっている本として
紹介されていた本
高田郁 さんの 「みをつくし料理帖」
なんと!
私も ここ最近 はまりにはまってる本だったのでびっくり!!!
水害で孤児になった女性”澪”の、人情味あふれる時代小説なのだけれど
今のように食が豊かでなかった時代に、知恵と工夫で、食を慈しみ 食を楽しむ
そんな人々の一生懸命なさまに、心を打たれます。
時間がないから、忙しいからと、簡単に口に入るものばかりを選び、
食の時間さえ 楽しむことをおろそかにしがちだった自分を顧みて
ここでしっかり反省し改めるきっかけになって よかったと思っています。
ところで、余談ですが この 「八朔の雪」の 「八朔」って
なんだと思いますか?
私は、単純に、みかんの種類の八朔だと思っていたんですが…
この物語の「八朔」とは、旧暦の8月1日のことを指し
京都市東山区の祇園一帯など花街で行われている、芸妓や舞妓がお茶屋や芸事の師匠宅へあいさつに回る伝統行事
に まつわるお話になっています。
「みおつくし料理帖」
この「八朔の雪」から 「花散らしの雨」 「想い雪」…「夏天の虹」まで
全部で7巻でています。
そんなに~と思われるかもしれませんが、これがまた 韓流ドラマみたいに
早く次が読みたくなってしまう本です。
短くて読みやすいので、よかったら 読んでみてくださいね。
● COMMENT ●
そらきりんさんへ
そらきりんさん、こんばんわ
やっぱり、そらきりんさんも、お好きなのね~「みをつくし」
なんとなく、好きなものが似てる気がしたので…
そうそう、私もいま「夏…」は図書館で予約中!
なんでも、悲しい方向に展開するんだとか
そして、しばらく 休筆されるんだとか。
え~そんな!!
澪ちゃんを幸せにいてあげて~
って、叫びたくなるかも。
私だったら、こうやってこうやってこうしてあげたい
なんて、思ったりして(笑)
東京バンドワゴン新刊、やっと順番が回ってきたよ♪

やっぱり、そらきりんさんも、お好きなのね~「みをつくし」
なんとなく、好きなものが似てる気がしたので…

そうそう、私もいま「夏…」は図書館で予約中!
なんでも、悲しい方向に展開するんだとか

そして、しばらく 休筆されるんだとか。
え~そんな!!
澪ちゃんを幸せにいてあげて~
って、叫びたくなるかも。
私だったら、こうやってこうやってこうしてあげたい
なんて、思ったりして(笑)
東京バンドワゴン新刊、やっと順番が回ってきたよ♪
トラックバック
http://asianblue5.blog74.fc2.com/tb.php/624-56b67bb2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
6冊目まで、読んでいて・・・・みおちゃんの運命がせつなすぎっ(泣)
「夏天の虹」は、図書館で予約中。
私は源斉先生(こんな名前だったかな?お医者さん)の、ファンです^^。